実りの秋にありがとう 〜洋編〜

画家気分も高まる〝芸術の秋〟、そして〝実りの秋〟です!

そこで「初めてのキャンバスはどうかな?」と思い

ならば「引っ掻く」というやり方を取り入れた〜い!

ですが、「引っ掻く」に適した〝秋の味覚〟を選ぶにあたり

いが付きの栗の入手に苦戦していました…


良いタイミングで送ってくれたのは、系列の美容サロン店長のお母さま♡

枝葉が付いたままの柿とアケビも一緒で、思わず「わぁ〜!!」と声が出ちゃいました。

机の真ん中に〝秋の味覚〟を無造作に並べて

みんなそれぞれに描きたい角度でお席をキープ。

ルールとして決めたのは「見えているものを全部描かなくて構わないけれど、

必ず2種類以上の実を描く」ということだけです。


鉛筆で下書きを始めると、面白い違いが表れましたよ!

好きな実を平面的に並べて描く1年生。

それに対して、見たままを写し取ろうとして背景まで描く2年生。

(残念ながら時間の都合もあり、背景は描き込みません…)

しばらくの間、2年生が「見て描く」ことを続けて来たのが関係しているようです。

世の有名な静物画にも様々なスタイルがありますから、どちらもOKですね☆

下書きの際も、良い具合に手の力が抜けるようになったので

キャンバスに穴が開いちゃう子もいませんよ!


下書きを終えたら、今回も背景から塗りました。

好きな色を1色選んだら、以前に勉強した色相環で隣り合う

もう1色もパレットに出します。

馴染みの良い2色をキャンバスに塗りながら混ぜたり、混ぜなかったり

狙ったムラを作りました!

雰囲気出ますね〜

次はローラーを取り出し、白の絵の具を軽く付けたら、キャンバスの上にコロコロ…

思い切って一息で転がすと、また良い具合のカスレが!


その後にようやく、実の着色にかかります。

塗ったら絵の具が乾く前に竹串に持ちかえて

栗のいがの部分や、カボチャのボコボコを引っ掻いて表現!

引っ掻くと、背景に塗った色が出てくるのが面白い〜♪

葉っぱにスジを付けたり、引っ掻いてサインを書いたりと

それぞれに工夫して楽しんでいました!

途中でピカソを例にあげて

「見たままの色で塗らなくても、栗がピンクでも良いんだよ〜」と声を掛けてみました。

(意外とピカソに興味津々だったので、今度やってみよう!)


見たままの通り、上手に下絵が描ける子は

それを崩すことが難しくて、苦悩もしていました。

それでも、1回の限られたアートタイムの中で、それぞれに素敵な作品が完成☆

4枚とも可愛くて、部屋に飾りたい♡

余談ですが、ほぼ初めてアケビを見た都会っ子…

それにしても、不評でした(笑)


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