夏休みの課題画サポート 〜後編〜
変化球なのかもしれないけど(笑)前回、背景から塗り始めた
「ドラゴンラボ」の子ども達。
広い面積を塗り終えると、だいぶ進んだ気になって気持ちに余裕も生まれ
さらに手が動きます!!
「次はどこ塗ったらいい?」と聞いてくれるので
わざとアチコチ、散漫に塗るように伝えました。
一ヵ所を集中して仕上げようとすると、先に塗った絵の具が乾いていなくて
滲んでしまうのもよくある失敗…
また筆を安定させるためには、画用紙の乾いた場所を探して、手を置くと良いですね。
まだまだみんな、苦手意識があるのは混色!
濃い色は、ほんのちょっと足すだけでガラッと色が変わってしまうもんね〜
「この色でいい?」ともよく聞かれるので、もう少し自信を持って
意図した色作りができるよう一緒に頑張ろう!
と、ここまではほぼ小学生のレポートなのですが
実はお兄さん、お姉さんの宿題に付き合ってくれた年中さんがいます♪
彼女は「にじいろのさかな」の絵本を開いて水色のクレパスを持つと
迷いなく、ダイナミックな線を引きました!
彼女らしさが出せるようにルールは作らず、ノビノビと自由に描いてもらうと…
画用紙から飛び出しそうな大きさで、今にも動き出しそうな躍動感!!
着色もお任せしたので、小学生が作ったパレットの色を借りてきては
好きな場所に塗っていきました。
計算していないのに、美しすぎる配色☆
実は、1回目を終えた全員の絵を見て
「筆以外のもので描く」それぞれに合った技法を考えました。
年中さんの「にじいろのさかな」はラップの芯や
スティック糊の蓋をスタンプ代わりにして、海中の泡を表現。
小学生で、湯気や雲の軽さを出したい子は、スポンジで叩いて着色。
水しぶきや砂のザラザラ感を出したい子は、網とブラシで霧吹き(スパッタリング)。
花火を描きたい子には、ストローを使った吹流し(ドリッピング)を提案してみましたが
手描きにこだわって仕上げましたよ!
いずれも自宅で試せるちょっとしたワザですが、絵が一気にレベルアップして見えるので
機会があれば試してみてね♪
その後は、上手くいかなかった部分を修正したり
さらに描き重ねて、深みを出していきました。
筆も細いものだけを使用して丁寧に、慎重に…
必要に応じて、クレパスや油性ペンを効果的に取り入れましたよ!
残念ながら単発受講の3人は完成まで見てあげることができなかったのですが
小学生7人全員が自信を持って担任の先生に提出できたと信じています。
本当にみんなよく頑張ったので、畳の上に並べた完成作品は、どれも輝いていました☆
最後に、お友達の絵のステキなところと
自分の頑張ったところを順番に発表してもらい、終わりとしました。
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