幾何学模様のモダン羽子板

明けましておめでとうございます。

本年も、さらに楽しいアートの時間をご提供できるよう努めて参りますので

どうぞよろしくお願い申し上げます!


皆さま、良き新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

お正月に男の子は破魔弓を、女の子は羽子板を

それぞれの成長や無病息災を願って飾るご家庭はありますか?

12月中旬以降に飾り付けて1月15日まで、約1ヶ月間飾るものなんだそうです。


ドラゴンラボでも「オリジナリティの出せるお正月飾りを作りたい!」と考え

12月の初めに白木の羽子板を用意。

木材へのお絵描きはまだやったことがなかったので、ちょうど良い題材でもありました。

最初にサンドペーパーを使い、切り口を中心にツルツル滑らかに、ヤスリ掛けしていきます。

弟や妹が触っても、チクッとしないように思いやりを込めて…


板が滑らかになったら、普段は使わない長い定規を持って、鉛筆で直線を引いていきますよ。

ルールは直線ということだけで、何本引いても、どの向きに引いてもOK!

もうこの時点で、線の引き方にも個性が表れますね~


線を引き終わって、絵の具を塗る前に

「できそうなら、色を計画的に塗ってみよう」と伝えました。

思いつくままに塗るのではなくて、配色を考えるということです。

それ以外には「直線で区切られた部屋の隣同士は、同じ色で塗ってはいけない」

というルールを設けました。

ここからが今回の制作のポイント!

ひとつの部屋を丁寧にマスキングしながら、着色していく方法を説明しました。

流行りのマスキングテープは、可愛いものがたくさん売られていますが

これが本来の使い方です!

今後、夏休みの工作などで木工をする時にも使える方法なので、ぜひ覚えておいてね♪


単発受講の一人は片面、他のみんなは両面の着色を頑張ります。

さて、どうなったでしょうか…?


多めに線を引いた子は、お部屋の数も多いので大変〜

手際良く進めるには、1部屋塗ったらそこは放っておき(その間に乾かす)

隣りではなく離れたお部屋を次に塗ります。

その際に、同じ色ばかりを先に塗ってしまえると、さらにスピーディです!

色を計画的に塗っていけるか、みんなの腕の見せどころ!!

ちょっとしたコツを伝えながら進めていけるのが、少人数ならではですね。


塗り進めるうちに、どんどん上手になっていくのが分かります。

マスキングテープを慎重に、直線に沿わせてキッチリ貼って

端っこや角っこを塗り残さないように気を付けると、なんと美しいこと☆

テープを自分で剥がした時に、プロ級に塗れたことが嬉しくて

何度も歓声が上がっていました♪

全部のお部屋と側面が塗れたら、次はステンシルに挑戦〜

私があらかじめ、お正月模様をクリアファイルに写して、くり抜いておきました。

松、竹、梅、羽根つきのハネ、コマ、扇子、鏡餅、鯛の8種です。

羽子板の上にステンシルを置いて位置を決めたら

ここでも模様が映える色を自分で考えます。

その色の絵の具をスポンジに取り、型がズレないようにしっかり片手で押さえて

上からスポンジをトントントントン…

そっと型を外すと、模様が板にキレイに写っています!

最後にオマケのイノシシ作り♪

卵形に切っておいた段ボールに、茶色のフェルトを貼ってから

段ボールに沿ってフェルトを切ります。

その後にフェルトや毛糸を使って、顔や足を貼付けていきました!


正面から見たイノシシを、同じお手本を見ながら作りましたが

みんな表情が違ってカワイイ♡

こちらもマステで羽子板に貼付けているだけですので

羽根つきをする時や、干支が変わったら剥がして使えますよ!

とってもお洒落でモダンな、幾何学模様の羽子板が完成しました☆

お休み中に羽根つきして遊んだり、お部屋に飾ってくれていたら嬉しいなぁ〜

寒い日はまだまだ続きますが、みんな元気に頑張ろう!


お問合せは、エーキャスト(株) やまもと迄

Tel. 06-7860-5884(平日10〜17時)

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こども芸術舎 ドラゴンラボ

南森町駅すぐの長時間預かり型アートスクール「こども芸術舎 ドラゴンラボ」です。 学童のように放課後のお子様をお預かりし「アートセラピー」のエッセンスを加えて見守ります。 【水曜15〜19時 月2回 ¥7,200/月4回 ¥14,400】お気軽にお問合せください。