図形を重ねて!几帳面なおひな様
突然ですが大人の皆さまは、コンパスを使った
正三角形の書き方を覚えていらっしゃいますか?
小学校の算数では、2年生で三角定規、3年生でコンパス、4年生で分度器を使います。
得意、不得意が分かれる〝図形〟なので、どうか苦手意識なく
スルッと通って欲しいですよね!
ドラゴンラボでは度々コンパスが登場していて、みんな興味津々です♪
今回は、男の子も女の子もおひな様を作ったのですが、ただの貼り絵ではありません!
コンパスを駆使して作った、実は几帳面なおひな様なんです☆
まずは私がコンパスで円を書き、そこにちょっと手を加えることで
見えてくる形が何かを予想してもらいました。
…そうです、六角形!
六角形の鉛筆を使っている子も多いので、よく知っていますね。
さらに六角形に線を引くと表れるのが、正三角形ですね!
正三角形は3つの辺の長さが同じだということを、簡単にお話ししました。
それではみんなで協力して、正三角形をたくさん作りましょう〜
私がコンパスで円を書く係、2年生が定規で直線を引く係、
1年生が直線の上をハサミで切る係です♪
「◯◯工場、角がちぎれました〜」
「△△工場、スピードアップします」なんて言いながら、楽しく大量生産!
おひな様のボディも着物もすべて正三角形ですから、本当にたくさん作ったんですよ〜
次は、そのボディに千代紙や色画用紙を重ねてみて、着物をセンス良くコーディネート!
襟合わせも、左右間違わないようにちゃんと気を配っています。
ココで、素晴らしい柄合わせを披露してくれた男の子がいます!
将来、センス抜群のオシャレさんになること間違いなし♡
着物が決まった子から、扇形のデザインが入った色紙(しきし)に
おひな様をバランス良く貼ります。
その後はパーツを貼っていくのですが、お顔はもちろん円!
さらには髪の毛や、手に持つ扇もコンパスで書いた円弧を利用して作っています。
小さい小さいパーツですから、ハサミで滑らかに切るのは難しいですね〜
せっかく切ったパーツが、気付くと鼻息で飛んで、なくなっていたりもします(笑)
目やホッペに使っているもっと小さな円は、穴開けパンチで!
菱餅は正三角形を2つ、背中合わせに…
こんな風に、なかなかのこだわりで、時間をかけて作ったんです☆
途中過程で偶然、面白い形も発見して、お内裏様がアフロヘアに(笑)
ボンボリも円弧から作って、最後まで頑張った子はとても満足そうです。
仕上げは(本当は桃が良かったのですが…)桜の花を散らして、より華やかに!
同じように作っていても、やっぱり表情がそれぞれ違うから面白い♪
みんなとっても可愛くできました♡
作品をSNSにアップしてくれたお母様もいて、嬉しかったです!
皆さん、楽しいひな祭りをお過ごしのようでした〜
お問合せは、エーキャスト(株) やまもと迄
Tel. 06-7860-5884(平日10〜17時)
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